ミルク作り方(1歳~)

【なるほど納得!】赤ちゃんのミルク作りにケトルが『だめ』と言われる理由

記事の表紙タイトルで『ミルク作りに電気ケトルがだめと言われる理由』

こんにちは、子育て奮闘中 & 執筆担当のチャン太郎(旦那)です🐶

今回は『ミルク作りには電気ケトル』とおすすめされていることが多い反面、使っては『だめ』という意見も聞きます。その辺の真相を実際に使ってみてユーザー視点から解説していきたいと思います。

  • 電気ケトルを使う上でのメリット
  • 電気ケトルを使う上でのデメリット
  • メリットとデメリットどちらが大きいの?

こういったことが知りたい方におすすめの記事内容となってます。

 

結論からいいますと電気ケトルを使ってのミルク作りは『だめ』ではなく、メリットの方が大きいです。

 

この記事を読めば、電気ケトルでミルク作りする上でのメリット・デメリットが全て分かりますよ。

例えば赤ちゃんに飲ませるので安全面であったり、毎日作るものなので簡単に作れるのかなど・・購入を考えている方はぜひ一読下さい。

 

それでは本文にいってみましょう。

電気ケトルでミルク作りをする上での『メリット』

電気ケトルでミルク作りをするメリット

電気ケトルでミルクを作るメリットですが、大きく下記3点があげられます。

  1. コストがほぼかからない
  2. 比較的早くミルクが作れる
  3. 沸騰したらアラーム音が出て自動で停止してくれる

順番に解説していきましょう

ちなみに今回電気ケトルは、特別な機能が何もついていない『ブルーノ』を使用いたします。電気ケトルは100度に沸騰させることができれば正直なんでもいいです。

ブルーノ電気ケトルの機能を説明

コストがほぼかからない

かかるコストといえば水道代と電気代だけになります。

水道代に関しては考えなくてもいいでしょう。赤ちゃんが1日に飲むミルク量が1Lとするとホントに微々たる金額になります。

ただ電気代はそうはいきませんので実測してみたところ、1回ミルクを作るのに約0.54円でした。

1日赤ちゃんにミルクを7~8回与えるとして大体4円ぐらいかかる計算になります。

【実験内容】
電気ケトル『ブルーノ』を使って200mlのお湯を沸騰させる。 その際発生する電力をワットモニターで測定して電気代を算出。

ワットモニターを使って、ブルーノの電気代を測定している

 

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
電気代はかかるっていっても・・4円/日で月あたり120円程度なので気にするレベルではないですね♪

 

比較的早くミルクが作れる

湯冷ましは事前に準備しておく必要がありますが(後ほどデメリットで説明)、実質ミルクを作る時間としては約3分です。そこそこ早い時間で作れます(^^♪

  1. 作りたい量の湯冷ましをケトルに投入
  2. 100度に沸騰させる(所要時間約2分)
  3. 哺乳瓶に粉ミルクを入れお湯を100ml投入※1.
  4. お湯を投入後すぐ30秒間混ぜる
  5. 冷えた湯冷ましを100ml投入※1.
  6. 20秒間混ぜれば完成

注)※1.は作る量によって変わります。

電気ケトルを使った裏技的な作り方手順1~4
電気ケトルを使った裏技的な作り方手順5~7

※1.お湯の投入量について
100度のお湯と7度の冷水を混ぜる割合を表した一覧表
引用元)電気ケトルを使って時短でミルクを作る方法より

 

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
ミルクを3分で作れるなら早い方だよね♪

 

沸騰したら自動で停止してくれる

電気ケトルは100度に沸騰したら、自動で停止する機能があります。もしくは温度調節機能付きのケトルなら、設定した温度に自動で停止。

温度調節機能有り無し2種類の電気ケトル

ヤカンや鍋で水を沸騰させる場合、危険なのでその場を離れることができません。

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
子育てでバタバタしてると、つい忘れがちになりますので、自動で停止してくれる電気ケトルを使った方がいいです♪

 




電気ケトルでミルク作りをする上での『デメリット』

電気ケトルでミルク作りをするデメリット

それでは今回本題の電気ケトルがダメと言われれる理由はコレになります。

  1. 事前に湯冷ましを作る必要がある
  2. 1回沸騰したお湯を長時間保温できない
  3. 鉛や水銀などの有害物質は除去できない

事前に湯冷ましを作る必要がある

電気ケトルがダメと言われる1つに、湯冷ましを作るのが面倒ということがあげられます。

電気ケトルを使って粉ミルクを作る場合、事前にヤカンや鍋などで水道水を10分間以上沸騰させ湯冷ましを作っておく必要があります。

それは水道水に含まれる残留塩素(カルキ)やトリハロメタンを除去する為です。これらは不快な臭いを発生させたり、発ガン性がある物質なので赤ちゃんにとって悪影響になります。

毎回ミルクを作る度に水を10分間以上沸騰させるのは現実的ではないので、下記のように湯冷ましを作って冷蔵庫に入れておきます。

湯冷ましを作って冷蔵に保管
嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
多い期間で1日7~8回昼夜関係なくミルクを与える必要があります。毎回10分以上沸騰させる余裕なんてありません💦

 

ちなみに湯冷ましを作る際、どうしてヤカン or 鍋を使ってわざわざお湯を沸騰させるのかといいますと・・

電気ケトルは連続して沸騰させることができない構造になっているからです。10~15秒沸騰すると自動停止してしまいます。

 

湯冷ましが必要な理由とその作り方についてもっと詳しく知りたい方はこちら☟

【粉ミルク作りで必須!】なぜ湯冷ましを使わないとダメなの?また作り方は?

 

水道水に含まれる鉛や水銀などの有害物質は除去できない

電気ケトル+水道水を使ってミルクを作る方法では、有害物質は除去することができません

それは水道水を10分間以上沸騰させることで残留塩素やトリハロメタンは除去することができますが、鉛・水銀・カドミウムなどの有害物質まで除去することができないからです。

これらの有害物質は微量に水道水に含まれており、赤ちゃんに与えるのには抵抗があります。※浄水場にて処理はしていますが全て取り除けていないのが現状

 

これらを除去するにはRO(逆浸透膜)と呼ばれるフィルター(小さな穴が無数にある)を通す必要があります。このフィルターを通した水を『RO水』と言います。

物質の大きさ

間違いなく安全な水を使いたい方はこのRO水を使ってください☟

【調乳に使うのはRO水or天然水?】赤ちゃんの粉ミルクを作るのに安全な水を徹底追求♪

 

沸騰させたお湯を長時間保温できない

基本的に電気ケトルは沸騰させたお湯を長時間保温することができません

例えば100度でお湯を沸かしたら、その温度を維持して何時間も置いておくことができないということですね。

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
使う電気ケトルによって違いますが・・全く保温機能がついていない製品が大半で、ついてても短くて1時間保温とかになります

そもそも電気ケトルのコンセプトとしては「少量を早く作る」なので、1回のミルクに必要な分だけのお湯を作る感じです。

保温したお湯をいつでもすぐ使いたい方は、電気ポットや調乳ポットにしましょう。

 




まとめ:電気ケトルでのミルク作りはデメリットよりメリットの方が大きい♪

数字の1を持ったクマ

では最後にまとめていきましょう。

ここまで解説してきた通り、電気ケトルはだめな点(デメリット)がいくつかありますが、それを加味しても良い点(メリット)の方が大きいかと思います。

それはコストがほぼかからないのと、3分と比較的早い時間でミルクを作ることができるからです。例えお湯が保温できなくても、少量の水なら短時間で沸かすことができます。

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
反対にだめな点もしっかり言っておきますと・・

だめな点としては事前に湯冷ましを作る超面倒な作業があります。でも1回湯冷ましを作って冷蔵庫に入れておくと1日は使えますので便利ですね。

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