ミルク作り方(1歳~)

【調乳ポットは必要!?】粉ミルク作りであったら便利な保温アイテム

記事の表紙タイトルで『調乳ポットはミルク作りで必要なのか教えて』

こんにちは、子育て奮闘中 & 執筆担当の旦那チャン太郎です🐶

今回はミルク作りの専用アイテム『調乳ポット』について徹底解説していきたいと思います。

  • そもそも調乳ポットはミルク作りに必要なの?
  • 調乳ポットでのミルクの作り方は?
  • どれだけコストがかかるの?
  • 使用後のメンテンナンス性はいいの?
  • おすすめの調乳ポットは?

こういった質問にお答えしていきます(‘ω’)ノ

 

結論から言いますと、調乳ポットは1歳からのミルク作りに利用した方がいいです。0~1歳までのミルク作りにはウォーターサーバーがおすすめ

 

調乳ポットはミルク作りに使う専用の製品ということで、期待されている方が多いのではないでしょうか。

この記事では忖度なしで、下記項目を評価することで調乳ポットの実力をはかってみました。

  • 安全面(品質的に安全なミルクが作れるか)
  • 作業性(簡単で楽にミルクが作れるか)
  • コスト(安くミルクが作れるか)
  • 所要時間(短時間で早くミルクが作れるか)
  • メンテンナンス性(使用後は清掃しやすいか)
嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
調乳ポットの購入を検討されている方はぜひ一読を!製品のメリット・デメリットが全て分かりますよ♪

 

それでは早速本文にいってみましょう。

調乳ポットはミルク作りに必要なの?

調乳ポットが置かれている
嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
調乳ポットはミルク作りに絶対必要なの?

正直に言いますとそれが無くても、電気ポットや電気ケトルを使ってミルク作りをすることは可能です。

ただミルク作り専用の機器だけあって下記のようなメリットがあります。一番人気製品のコンビ(Combi)の調乳ポットを例にあげると・・

  • 操作が簡単ON⇔OFFのみで77~79度に保温
  • ガラスポットは丸洗いできるのでメンテナンス性が良い
  • ガラスポットを電子レンジに入れてお湯(白湯)を作ることが出来る
調乳ポットのメリット3点

対して同じように保温機能を持つ電気ポットと比較して、容量が0.8Lと少なかったりとデメリットもあります。

電気ポットや電気ケトルとの比較記事もありますのでご参考に☟

【コレ必見!】調乳ポットは『電気ケトル』or『電気ポット』で代用できるの?

 

ただ知っておいて欲しいのですが、赤ちゃんの年齢(月齢)によっては、この調乳ポットや電気ポットで対応するには厳しい場合があります。

授乳回数が多い0~1歳の期間は、調乳ポットや電気ポットは向いていないです。なので授乳回数が減ってくる1歳からのミルク作りで使うことをおすすめいたします。

下記図を参考)0~1歳は授乳回数が多く、夜中も2~3回起きて授乳。逆に1歳を超えてくると離乳食がメインになってきますので段々回数が減ってくる。

授乳スケジュール表
嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
私の娘は1歳ぐらいでも、1日に5~6回はミルクを飲んでました。授乳回数については赤ちゃんによって差がありますので参考程度にして下さい

 

ぶっちゃけ調乳ポットを使用する場合、事前に残留塩素(カルキ)とトリハロメタンを抜く作業が面倒ですし、77~79度で作ったミルクを冷やすのに時間がかかってしまいます。

ちなみに200mlのミルクだと冷やすのに5分以上かかります。0~1歳児だと授乳回数が多く、夜中も授乳する必要がありますのでこの時間ではさすがにキツイ!

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
睡眠不足の状態で夜中に起きて、毎回5分かけてミルクを作っていられないです💦

ということで調乳ポットを使う場合は、1歳~の授乳頻度が少ないタイミングにした方がいいですね。昼間に数回与えるぐらいなら無理なくできそうです✨

 

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
じゃー0~1歳のミルク作りはどうしたらいいの?

0~1歳のミルク作りにはウォーターサーバーを使いましょう。事前に湯冷ましを作る必要もないですし、1分という最速時間でミルクを作ることができます。

【調乳が簡単・早い!】ウォーターサーバーを使っての粉ミルク作りが大人気な理由

 

調乳ポットを使った粉ミルクの作り方について

調乳ポットを含め、ミルクを作る道具一式が置かれている

次に調乳ポットを使った粉ミルクの作り方を説明していきます。

今回調乳ポットは一番メジャーな、コンビ(Combi)の『調乳じょ~ず70』を使用します。

コンビ『調乳じょ~ず70』の製品について紹介

ミルク作り前準備

粉ミルクを作る前にまずお湯(白湯)を作っておく必要があります。

作り方ですが水道水を10分以上沸騰させれば、残留塩素(カルキ)やトリハロメタンを除去することができお湯(白湯)が出来上がります。

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
残留塩素は臭いや味に影響、トリハロメタンは発ガン性のある物質💦

残留塩素&トリハロメタン詳しくはコチラ☟

 

水道水はやかんで沸騰させてもいいですし、ガラスポットに水道水を入れて電子レンジで沸騰させてもOK。

やかんで15分半加熱して、それを調乳ポットに移して保温しておく。
鍋を使って調乳ポットに入れるお湯を作っている

800mlの水道水が入ったガラスポットを電子レンジに入れて、500Wで18分間加熱する。できた白湯はそのまま保温しておく。
電子レンジを使って調乳ポットに入れるお湯を作っている

 

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
『コンビ調乳じょ~ず70』なら77~79度と、ミルクを作るのにベストな温度で保温できます

【調乳で温度は1番重要!】粉ミルクに使うお湯の温度を70度以上にする理由は?

 

ミルクの作り方

200mlのミルクの作り方を例にあげて解説していきたいと思います。

  1. 77~79度に保温のお湯(白湯)を準備
  2. 哺乳瓶に粉ミルクを入れお湯を100ml投入※1.
  3. お湯を投入後すぐ30秒間混ぜる
  4. 追加でお湯を100ml投入※1.
  5. 氷水につけて34~40度に冷やす(所要時間約5分※2.)

注)※1.と※2.は作る量によって変わります。

調乳ポットでのミルクの作り方手順①~④
調乳ポットでのミルクの作り方手順⑤

下記表は80度のお湯でミルク作りをした場合に必要なお湯量になります。調乳ポットに保温されるお湯が77~79度とほぼ近いので参考にして下さい。

※1.お湯の投入量について
混ぜるとダマにならないお湯の量一覧

 

※2.ミルク40~200mlが34〜40度に冷える目安時間

冷やす前温度 冷やした後温度 所要時間
40ml 71.8度 38.2度 1分40秒
80ml 72.6度 38.0度 2分30秒
120ml 74.4度 38.4度 3分20秒
160ml 73.5度 38.0度 4分10秒
200ml 73.8度 38.0度 4分40秒

 

 

調乳ポットを使ってミルク作りをした評価をまとめてみました。評価項目としては安全面(品質が良いか?)・作業性(楽で簡単に作れるか?)・所要時間(早く作れるか?)になります。

評価基準:◎優秀 ○良い △少し劣る ×劣る

安全面 ○ 品質の安全面ですが、この作り方だと水道水に含まれる残留塩素(カルキ)とトリハロメタンはほぼ除去できます。しかし有害物質の鉛、水銀、カドミウムまでは除去できないです。これらは微量なので問題は無いとは言われますが・・ただ赤ちゃんに飲ませるものなので気になるところではあります。
作業性 △ 調乳ポットなら24時間保温できるので、いつでも使えて便利です。ただ反面、鍋や電子レンジを使って残留塩素(カルキ)とトリハロメタンを抜く作業と、毎回ミルクを冷やす容器と氷水を段取りするのが面倒な点があります。
所要時間 △ 氷水でミルクを飲み頃の34~40度まで冷ますのに意外と時間がかかります。量が200mlになってくると5分もかかる。

調乳ポットを使ってのミルクの作り方についてもっと詳しく知りたい方はコチラ☟

【簡単・楽に作りたい!】調乳ポットを使った粉ミルクの作り方について

 

調乳ポットはどれだけコストがかかるの?

豚の貯金箱とお金

調乳ポットを使用してかかるコストは電気代になります。※厳密には水道代もですが微々たる金額なので今回除外

まずかかる電気代は安いです。気にするような金額ではありません。

ということで実際にかかる金額を計測器ワットモニターを使って調査してみました。

製品はコンビ『調乳じょ~ず70』を使って、満水800mlで1日24時間保温してかかるコストを計測。ちなみに保温温度は77~79度になります。

【結果】

1日24時間保温した結果電気代は17.3円になりました。かなり安い!

調乳ポット『調乳じょ~ず70』で1日保温した電気代

評価基準:◎優秀 ○良い △少し劣る ×劣る

電気代 ◎ ミルクを作る1日の電気代は10~20円とかなり安い。

 

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
1日24時間保温すると、かなりコストがかかるイメージでしたが意外💰

 




調乳ポット使用後のメンテンナンスについて

掃除道具一式

ミルク作りで使ったあとのメンテナンス性になります。赤ちゃんの口に入るものを作るので、毎回必ず掃除をして清潔に保つ必要があります。

調乳ポットはズバリ掃除がし易くて、メンテナンス性が良いです。

 

一般的にガラスポットと本体電源部がセパレートできるタイプが多く、一番汚れるガラスポットの部分が丸洗いできるのが便利✨

汚れが落ちにくい場合は中性洗剤とスポンジを使って、食器を洗うような感覚でやりましょう。

調乳ポットのガラスポットと蓋を水道水で洗っている

 

ただ本体電源部は水洗いできないので、濡らしたふきんで汚れを拭き取ることになります。そんなにひどい汚れがつくことはありませんが・・もし汚れが落ちにくい場合、中性洗剤を含ませたふきんで拭くと綺麗に落ちます。

調乳ポット本体電源部の清掃

たわしや研磨剤を使うと本体に傷が入りますのでやめましょう。あと本体電源部は水洗いをすると故障の原因になります。

 

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
まとめますと調乳ポットは丸洗いができて、メンテンナンス性の評価は◎です

評価基準:◎優秀 ○良い △少し劣る ×劣る

メンテナンス性 ◎ 一番汚れるガラスポットの部分が丸洗いできて清掃しやすい。

 

ミルク作りにおすすめの調乳ポットは?

goodサインを出している女性

ミルク作りにおすすめしたい調乳ポットは、コンビ(Combi)『調乳じょ~ず70』になります。

調乳ポットと言えばこのコンビが一番人気で有名になります。値段が手頃ですし、小ぶりで使い勝手がいいです。

コンビ調乳ポット

一番の魅力はお湯(白湯)を作るのに、ガラス容器ごと電子レンジの中に入れて沸騰させることができます。そして作ったお湯は77~79度に保温して、24時間いつでも使用することができます。

 

他にもピジョンやHEY VALUEの調乳ポットがありますが・・値段が高かったり、メンテナンス性が悪かったりします。

正直調乳ポットはミルク作り専用で、ずっと使うわけではありませんので値段は安くおさえたいですよね💰

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
やっぱりコンビの調乳じょ~ずが一番♪

 

おすすめの製品についてもっと詳しく知りたい方はコチラを参照☟

【おすすめ調乳ポット♪】コンビの調乳器が有名だけど…他に良い商品はないの?

ピジョンやHEY VALUEの製品についても紹介してます。

 




まとめ:保温したお湯ですぐにミルク作りがしたい方におすすめ

お湯の入った調乳ポットが置かれている

それでは最後にまとめていきましょう。

調乳ポットは授乳回数が減ってくる1歳~のミルク作りに使用することをおすすめいたします。

調乳ポットを使ったミルク作りについての評価を一覧表にまとめてみました。

評価基準:◎優秀 ○良い △少し劣る ×劣る

安全面 ○ 品質の安全面ですが、この作り方だと水道水に含まれる残留塩素(カルキ)とトリハロメタンはほぼ除去できます。しかし有害物質の鉛、水銀、カドミウムまでは除去できないです。これらは微量なので問題は無いとは言われますが・・ただ赤ちゃんに飲ませるものなので気になるところではあります。
作業性 △ 調乳ポットなら24時間保温できて、いつでも使えるので便利です。ただ反面、鍋や電子レンジを使って残留塩素(カルキ)とトリハロメタンを抜く作業と、毎回ミルクを冷やす容器と氷水を段取りするのが面倒な点もあります。
所要時間 △ 氷水でミルクを飲み頃の34~40度まで冷ますのに意外と時間がかかります。量が200mlになってくると5分もかかる。
電気代  ミルクを作る1日の電気代は10~20円とかなり安い。
メンテナンス性 ◎ 一番汚れるガラスポットの部分が丸洗いできて清掃しやすい。
注)調乳ポットはコンビ『調乳じょ~ず70』を使って評価

作ったミルクを飲み頃まで冷やすのに時間がかかってしまうのがネックになります。あとミルクを冷やす氷水を段取りするのも面倒な作業です。

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
実体験からですが0~1歳のミルク作りでは調乳ポットを使用しない方がいいと思います

理由としては0~1歳の期間だと授乳回数が多い時で1日8回以上ですし、その内夜中に2~3回与えることになるからです。

日中は子育てで疲れ果て、夜中は授乳で寝不足の中、1回のミルク作りに5分以上かかるのは正直しんどい!

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
ぶっちゃけやろうと思えばもっと適当にやることもできますが・・赤ちゃんに悪いなという罪悪感にかられます

 

ということからウォーターサーバーを使ってミルク作りをすることで落ち着きました。

氷水で冷やす必要がないですし、ミルクも1分もあれば作れますのでかなり楽です。水も好きなタイミングで自宅に配送してくれます。

0~1歳の1年だけ使う予定でしたが、結局赤ちゃんがミルクを卒業するまで使ってしまいました(笑)

赤ちゃんの年齢にあった方法でミルク作りをすると、ママのストレスが軽減できるし、赤ちゃんにとっても悪影響のないミルクを与えることができますね(^^♪

それでは今回はこの辺で、最後までお付き合いいただきありがとうございました<(_ _)>

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