チュチュつけるだけ

【安全で効果抜群♪】チュチュつけるだけの次亜塩素酸ナトリウム成分について徹底調査してみた

記事のタイトルで、チュチュつけるだけの次亜塩素酸ナトリウム成分について徹底調査ということで書かれている。

こんにちは、子育て奮闘中 & 執筆担当のチャン太郎(旦那)です🐶

今回は哺乳瓶の除菌剤チュチュつけるだけの成分『次亜塩素酸ナトリウム』と『ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム(次亜塩素酸水)』について紹介していきます。

成分自体にしっかり除菌効果があるの?

赤ちゃんが口にしても安全な成分なの?

こういった疑問にお答えしていきます。

 

結論としましてチュチュつけるだけの薬剤成分は、十分に殺菌・除菌力があり安全性が高いです。

 

記事の概要
  • つけるだけの主成分『次亜塩素酸ナトリウム』と『次亜塩素酸水』について
  • つけるだけ液体タイプから作られる『次亜塩素酸ナトリウム』を調査してみた
  • つけるだけタブレットタイプから作られる『次亜塩素酸水』を調査してみた
  • まとめ

この記事を読めばチュチュつけるだけの、消毒・除菌剤の効果と安全性についてバッチリ分かりますよ。

 

それでは本文にいきましょう。

チュチュつけるだけの主成分『次亜塩素酸ナトリウム』と『次亜塩素酸水』について

元素記号ナトリウムの書かれた看板が置いてある

チュチュつけるだけの液体タイプは、主成分が次亜塩素酸ナトリウムになります。

タブレットタイプは固体の状態でジクロロイソシアヌル酸ナトリウムという成分ですが、水に溶かすと次亜塩素酸水(後ほど解説:メーカーいわく次亜塩素酸ナトリウム)になります。

哺乳瓶やおしゃぶりの除菌には次亜塩素酸ナトリウムを125ppm、次亜塩素酸水を150ppmにそれぞれ希釈した液を使用します。

 

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
さらに掘り下げて説明しますと・・これら塩素成分は、次亜塩素酸(HClO)次亜塩素酸イオン(ClO‾)から成り立っております

 

次亜塩素酸(HClO)の含有率が大きい程、除菌力の強い液体になります。

次亜塩素酸と次亜塩素酸イオンの比率がグラフ化されている。そのグラフにより殺菌・除菌力の強さが変化してくることを説明している。

次亜塩素酸ナトリウム希釈液は、上記表から次亜塩素酸(HClO)の含有率が少なく、次亜塩素酸イオン(ClO‾)が多いです。

なのでそれと対極側にいる(微酸性)次亜塩素酸水と比較すると除菌力は弱くなります。

ただそれは次亜塩素酸水が最強過ぎるだけで、次亜塩素酸ナトリウムでも十分に除菌力があります

 

安全性につきましては、次亜塩素酸ナトリウムは弱アルカリ性なので比較的高いです。さらに次亜塩素酸水については微酸性なので、安全性が高くなります。

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
人の肌は弱酸性だから当然だよね♪

 

☞次亜塩素酸(HClO)と次亜塩素酸イオン(ClO‾)の関係性をもっと詳しく知りたい方はコチラ

 

 

それでは次章から、実際に製品に含まれる次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水の成分について調査していきましょう。

チュチュつけるだけ液体タイプからできる次亜塩素酸ナトリウムの特徴【phを実測してみた】

ph紙にアルカリ性の反応色が記載されている。

まずはチュチュつけるだけの液体タイプになります。

これは主成分が次亜塩素酸ナトリウムになるとのことですが・・ホントにそうか?調査をしてみたいと思います。

製品には標準濃度と3倍濃縮の液体がありますが、基本成分が同じものなので標準タイプのものでやります。

 

【調査内容】

  • つけるだけの原液1w/v%
  • 上記原液を80倍に希釈した液(哺乳瓶の除菌で使用される濃度)

上記をph測定器を使って実測してみる。

つけるだけの液体で作った希釈液を、ph測定器で測定している。

 

【結果】

80倍(125ppm)の希釈液がph9.3で、原液(1w/v%=10000ppm)はph11.5となりました。

つけるだけ液体タイプの原液と、希釈液のph測定結果。

【考察】

原液はph11.5で若干高く、中アルカリ性領域になってます。

でも哺乳瓶の除菌で実際に使用する80倍希釈液は、ph9.3ということで弱アルカリ性の領域ph8〜10のど真ん中に位置してます。

あまりph値が高くなると肌荒れの原因になりますので、このぐらいの数値が十分な除菌力が確保でき、安全であるといえます。




チュチュつけるだけのタブレットからできる次亜塩素酸水の特徴【phを実測してみた】

液体とアルカリ性の色になっているph紙が置いてある

次にチュチュつけるだけのタブレットから作られる、次亜塩素酸水(希釈液)について取り上げていきます。

冒頭で説明しました通り、このタブレットですが固体の状態ではジクロロイソシアヌル酸ナトリウムで、水に溶かすと次亜塩素酸水となります。

 

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
しかーし!メーカーに問い合わせたところ、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウムを水に溶かすと次亜塩素酸ナトリウムになるとのことでした

 

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
次亜塩素酸ナトリウムになるのか?また次亜塩素酸水になるのか?これはハッキリさせないとダメだね

 

それでは早速作った希釈液※1.を確認していきましょう。先ほどのつけるだけ液体タイプと同様にph測定器で実測していきます。

※1.タブレット1つで2Lの希釈液(150ppm)が作れます。

【結果】

150ppmの希釈液ですがph6.5になりました。

つけるだけのタブレットで作った溶液の、ph測定結果。

【考察】

ph6.5ですが、これは次亜塩素酸水の領域に入ってきてます。

次亜塩素酸(HClO)の含まれる量が多いと、次亜塩素酸水になってしまうのでこの辺はホント微妙な領域だと思います。

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
ph6〜10ぐらいまでは、次亜塩素酸(HClO)次亜塩素酸イオン(ClO‾)が入り混じっています。これら有効成分の割合で次亜塩素酸水 or 次亜塩素酸ナトリウムになったりします

 

結果として次亜塩素酸水ができましたがこの方が除菌力が強く、人肌に優しいのでむしろ大歓迎ではないでしょうか\(^o^)/

 

測定器は標準液を使って校正しておりますので、測定値にほぼ誤差は無いです。




まとめ:次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水で安全に殺菌・除菌をしよう!

哺乳瓶が消毒液に浸けられている。

今回はチュチュつけるだけの成分『次亜塩素酸ナトリウム』と『次亜塩素酸水』にフォーカスして紹介してきました。

記事では実際にチュチュつけるだけ液体と、タブレットタイプ2種類を調査していきました。

【ph測定器での測定結果】

  • つけるだけ液体 ➔ ph9.3(次亜塩素酸ナトリウムの領域)
  • つけるだけタブレット ➔ ph6.5(次亜塩素酸水の領域)

つけるだけ液体タイプは、メーカーの公言通り次亜塩素酸ナトリウムとなりました。

次亜塩素酸ナトリウムは弱アルカリ性で十分な除菌効果があり、さらに安全性も比較的高いです。

 

対してつけるだけタブレットについては、メーカーいわく次亜塩素酸ナトリウムとのことでしたが、実際は次亜塩素酸水の液体ができました。

ただ次亜塩素酸水の方が除菌力が強く、人肌に優しく安全性が高いので、むしろこっちの方がイイぐらい\(^o^)/

というワケでチュチュつけるだけの成分について説明してきました。この記事を読んで、皆さんが安心して製品を使っていただければ幸いです(^^♪

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