ベビーカー

ベビーカーのサスペンションを徹底比較!振動・衝撃に強いのはどれだ?

記事のタイトルで『ベビーカーのサスペンションを徹底比較!振動・衝撃に強いのはどれだ?』

この記事は振動・衝撃強いベビーカーはどれだ?ということで、一番ダイレクトに効きそうなサスペンションについて着目してみていきました。

はたしてどのベビーカーのサスペンションが良いのが・・そもそも振動・衝撃にサスペンションの効果があるのか・・

購入をご検討されている方で、このポイントを詳しく知りたい方にオススメの内容となってます。

 

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
振動・衝撃に強いベビーカーを選ぶとなると、まず気になるのが脚についているサスペンションです

 

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
サスペンション(バネ)で振動・衝撃を吸収してくれるわけね♪

 

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
そうそう、できるだけ走行時の振動・衝撃が少ないベビーカーが欲しいので、今回はここに着目してみていったよ

 

こんにちは、子育て奮闘中 & 執筆担当のチャン太郎(旦那)です。

やっぱりベビーカーは路面から受ける振動・衝撃が少なく、静かなものが欲しいですよね。

ベビーカーの構造で振動・衝撃を緩和させている機能がいくつかあると思います。

例えば

  • タイヤの大きさ
  • タイヤの材質
  • 本体のフレームの太さ(太くなる程もちろん強い)
  • 走行時のタイヤのブレ

・・そしてタイヤの脚についているサスペンションがあります。

これらの中でもやっぱり、サスペンションが効きそうじゃないですか(^^ゞ

バネがバインバインとなって振動・衝撃を全て吸収してくれるみたいな。

ということでこの機能をピックアップして今回は調査していきました。

 

先に結論からいいますとこんな感じデス<(_ _)>

  • サスペンションの伸縮性は4輪ダブルタイヤのアップリカが一番良かったです。
  • ただ振動・衝撃が少ないベビーカーはどれだったか?といいますと3輪エアタイヤのエアバギーでした。
  • サスペンション機能は4輪ダブルタイヤには必須で、3輪エアタイヤ、4輪シングルタイヤにはそこまで重要視されない。

 

それではいきましょう

記事の概要

  • ベビーカーのサスペンションはどの部分?
  • ベビーカーのサスペンションはどういった役割を果たすの?
  • どのベビーカーのサスペンションが良いの?
  • まとめ

この記事を読めばサスペンション機能が一番良いベビーカーはどれか?また『どの程度』走行時の振動・衝撃を抑えるのに役立っているのか?が分かりますよ。

軽さや外観のデザインも重要ですが、こういった走行性もしっかりみていかないと結局使わず仕舞いとなって、最悪買い直しにもなってしまいます。

ああもったいなや(;´Д`)

ってならないようにしていきましょう。では本文を説明していきます(‘ω’)ノ

 

ベビーカーのサスペンションはどの部分?

女性がベビーカーのスプリングはどこに付いているか考えている
嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
サスペンションって振動・衝撃を吸収するスプリングっていうのは、なんとなく分かるけど・・こんな見た目のさっぱりしたベビーカーのどこについてるのかしら?

 

試しにアップリカ(ラクーナ)のサスペンションを見てみましょう。

ベビーカーを裏返すとかろうじてバネが見えます。4輪全ての脚にこのバネが入ってます。

ベビーカーアップリカのサスペンション

ベビーカーの種類によっては、バネが入っていないタイプもあります。

特に下記のようなタイプのベビーカーには必須の装備ですね(‘◇’)ゞ

  • フレームが細く・軽量タイプ
  • 4輪ダブルタイヤで、タイヤが沢山ついている

フレームが細い・軽量タイプは振動に弱いですし、4輪のダブルタイヤは8個も車輪がついていますので、サスペンションが無いと全タイヤを路面に均等に接地させることができないです(;´Д`)




ベビーカーのサスペンションはどういった役割を果たすの?

ベビーカーを押している女性が、ベビーカーの部品の機能に疑問をもっている

ベビーカーのサスペンションの役割は

  • 振動・衝撃を吸収する役割
  • 路面にタイヤを水平にしっかり当てる役割

この大きく2点になります。

 

振動・衝撃を吸収する役割

まずなんといってもサスペンションの役割は、走行時の振動・衝撃を吸収することでしょう。

実験をしましたがサスペンション機能があった方が、明らかに振動・衝撃を抑制することができました。

 

実際に4輪ベビーカーのアップリカ『エアリアラクーナ』を使って調査をしてみました。

サスペンションを固定(機能しないようにする)した場合と、サスペンションが動作する場合で振動・衝撃値を比較していきます。

ベビーカーには10kgのお米を載せておきます。

サスペンションがある場合と無い場合で、振動・衝撃値の比較調査をしている。

ベビーカーのサイドに計測器をつけて、振動・衝撃値を測定していきます。

 

それでは結果をみていきましょう。

 

【サスペンション固定】

緑色の総力線を見て下さい。

サスペンションを固定して動かなくした場合衝撃値は1.5(G)、掛かってくる瞬間的な負荷は8kgぐらいになります。※1.

アップリカベビーカーのサスペンションを固定しての振動・衝撃値
※1.衝撃値はGで表します。戦闘機の1Gとか、2Gとかよく言われるやつですね。ちなみに負荷はこの衝撃値(G)×ベビーカーの重量(kg)になります。

 

【サスペンション作動】

対してサスペンションを作動させた場合は、緑色の総力線から衝撃値は1.0(G)ぐらい、掛かってくる負荷は5.4kgになります。サスペンション無しの時よりも数値は低くなってます。

アップリカベビーカーのサスペンションを動作しての振動・衝撃値

 

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
サスペンション有りと無しで比較すると結果データからも、サスペンション機能は走行時の振動・衝撃を吸収するのに一役かってますね♪

 

 

路面にタイヤを水平にしっかり当てる役割

もう1つサスペンションの重要な役割としまして、この伸縮性によりタイヤを路面にしっかり接地させることが挙げられます。

実験の結果サスペンション機能があった方が、全てのタイヤが路面に対してバッチリと当たります。

タイヤがしっかり路面に接地していないと走行が不安定になったり、路面に当たってるタイヤだけが異常摩耗したりイイコトないです(;´Д`)

 

実際にサスペンション固定(無し)と、サスペンション作動(有り)で比較調査していきましたのでみていきましょう。

アップリカ ラクーナの4輪ダブルタイヤを、下記のような段差のところを走行させて実験しました。

サスペンション機能有り無しでの、タイヤと路面の接地状態を調査している

結果として

  • サスペンション固定(無し)➔ 路面とタイヤに隙間が出来て、0.5mmの厚さのスケールが入りました。もうスッカスカ状態。
  • サスペンション作動(有り)➔路面とタイヤに隙間無しです。0.05mmの隙間ゲージすら入りませんでした。

 

分かり易くマンガで描きますとこんな感じになります。なんとなくイメージがつきますよね

サスペンション機能有り、無しでの、ベビーカーダブルタイヤの路面との接地状況

 

旦那(チャン太郎)
旦那(チャン太郎)
サスペンションにより段差分の高さが調整されますので、タイヤが均等に走行路面に接地しますね♪

 




どのベビーカーのサスペンションが伸縮性が良いの?また衝撃を吸収してくれるのはどれ?

3種類のメーカーの異なるタイプのベビーカーを出して、良さを比較している

代表的な下記ベビーカー達のサスペンションをみていきましょう。

  • エアバギー『COCO BRAKE EX』
  • ピジョン『ランフィRA09』
  • アップリカ『エアリアラクーナ』

 

どのベビーカーのサスペンションの伸縮性が良いの?

まずどのベビーカーのサスペンションが伸縮性がよく優れているのでしょうか?

結論からいいますとアップリカの4輪ダブルタイヤのサスペンションでした!

でもなぜ4輪ダブルタイヤはここまでの伸縮性が必要なのか?それには理由があります。

 

1つは14㎝とタイヤ径が小さい※1.ので、多少の凸凹路面ですら乗り越えづらく振動・衝撃が大きくなるから。

※1.4輪のダブルタイヤはタイヤが多くなると重量が重たくなるので、タイヤ径を小さくして軽量化している。

 

2つ目はダブルタイヤは走行時の左右のタイヤブレによる振動・衝撃が大きいから。

シングルタイヤと比べて明らかにブレが大きいです。

シングルタイヤとダブルタイヤの走行時のブレについて比較している
引用元: pigeon公式サイトより

 

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
ふ~んなるほど、こういった理由で4輪ダブルタイヤは特に伸縮性が良い設計になってるのね💡

 

どれだけサスペンションの伸縮性が違うのか?3種類のベビーカーを比較しました。

  1. 3輪のエアタイヤからはエアバギー『COCO BRAKE EX』
  2. 4輪のシングルタイヤからはピジョン『ランフィRA09』
  3. 4輪のダブルタイヤからはアップリカ『エアリアラクーナ』

 

結果を順番にみていきましょう

3輪エアバギー『COCO BRAKE EX』

これはそもそもサスペンションがついていなかったです💧ついていると思って調査したのでズコッ⤵て感じです。

エアタイヤでタイヤ径が20㎝以上で、しかもフレームが太くて頑丈です。

サスペンションのことでメーカーに問い合わせてみました。付けると重量が重たくなるし、現在の設計でも十分に振動・衝撃が抑制されているので必要性が無いとのこと。

 

4輪シングルタイヤ『ピジョン ランフィRA09』

サスペンションがどこまで沈むのか?ベビーカーを上から押して、負荷を掛けてみると3mmまで下がりました。

4輪シングルタイヤで、どれぐらいサスペンションが沈み込むのか?テストをしている。

意外と下がらなかったですね💧

ピジョンのシングルタイヤもタイヤ径が16.5~18㎝で大きいのと、左右のタイヤの軸ブレが少ないのでこれぐらいのクッション性で良いのかもしれません。

 

4輪ダブルタイヤ『アップリカ エアリアラクーナ』

次にタブルタイヤは、どこまで下がるのかやってみました。

4輪ダブルタイヤで、どれぐらいサスペンションが沈み込むのか?テストをしている。

なんとシングルタイヤの2倍の6mm下がりました。

これだけ沈むと物凄く沈んだ感がありますヽ(^o^)丿

やっぱり4輪はタイヤが小さいし、車輪ブレもあるのでここまでの伸縮性が必要なのでしょう!

 

振動・衝撃を吸収してくれるのはどのベビーカー?

それでは振動・衝撃を一番吸収してくれるベビーカーどれか?といいますと、サスペンションの伸縮性が良いアップリカのラクーナ『4輪ダブルタイヤ』といいたいところですが・・

そうではなくてエアバギーのCOCO BRAKE EX『3輪エアタイヤ』になります。

やっぱり20㎝を超えるタイヤ径エアタイヤ太いフレームは勝てないっス(-“-)

重量は9.5kgでクソ重いですが、抜群の安定性をほこります!

走行音もちょー静かですよ!

 

嫁(チャン子)
嫁(チャン子)
持ち運びの際軽い(重量5kgぐらい)のアップリカ&ピジョンのベビーカーと意見が分かれるところですね。

 




まとめ:ベビーカーの走行性を向上させる、サスペンション機能で快適子育てライフ♪

ベビーカーを押している男性が気持ちよさそうに湖を眺めている。

今回は走行時の振動・衝撃の吸収、安定性に影響するサスペンションについて紹介していきました。

結果としてはサスペンションの伸縮性は4輪ダブルタイヤのアップリカが一番良かったです。ただ振動・衝撃が少ないベビーカーはどれだったか?といいますと3輪エアタイヤのエアバギーでした。

それはエアタイヤに大きなタイヤ径、さらにタイヤの個数が少ない等色んな要素を組み合わせてトータル的にみると振動・衝撃が一番吸収できるからです。

対して4輪ダブルタイヤはタイヤ径が小さく、タイヤの個数が多いので振動・衝撃が大きくなっていく方向です。

そうなってくると・・

特に4輪のダブルタイヤのベビーカーを検討されている方は、サスペンション機能が重要になってきますので伸縮性が良いものを選びましょう。

3輪のエアタイヤ、4輪でもシングルタイヤのように大きなタイヤ径のベビーカーは、それで振動・衝撃が吸収できますのでサスペンションの機能はそこまで必要ないかもしれません。

実際に3輪のエアバギーにはサスペンションがついていないので・・

 

それではここまでお付き合い下さり、ありがとうございました<(_ _)>

少しでもこの記事がベビーカー購入の際、お役に立てれば幸いです。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA