
この記事は『デロンギ空気清浄機付きファン』のメリット・デメリットを含めた、すべてのことについて知りたい人向けの内容となってます。
これまで風量(風の質)・安全性・静音性・購入価格・電気代・外観(おしゃれレベル)を評価してきましたが、今回それらのまとめ記事になります。
こんちは、毎度です。社畜リーマンのチャン太郎(@chantaro0829)です🐶
ってなわけでタワー型扇風機『デロンギファン』はどうなのか?って話ですが
結論としましてはこれは買いでしょう!
赤ちゃん、小さいお子様がいる家庭には特に強くオススメいたします。
【メリット】
- 風量は遠くまで届き、幅広い範囲でコントロール可能
- 風にバラツキが無く優しい
- 風量が10段階で調節できる
- 温風モードはすぐに暖かい風が出てくる
- 外観は扇風機に見えないほど、スタイリッシュでおしゃれ
- 赤ちゃんに優しい安全設計
- 購入価格が安い
- 涼風モードでは電気代が安い
【デメリット】
- 風量が強の領域だと少しうるさい(換気扇を回すレベルぐらい)
- 温風モードの電気代が高い
- 涼風モードですが風が少しぬるく感じる
ってな感じになりました。
このデメリットも使い方によってはカバーできますのでご安心を(^^♪ 風がぬるいのはエアコンでは無く扇風機ですので、これはいた仕方ないでしょう。
上記デメリットがあるにしても性能面では従来の扇風機とは次元が違いますね。
赤ちゃんにと思って購入しましたが、ホントもっと早く買っておくべきでしたよ。
ってな感じで赤ちゃん、小さいお子様がいる家庭にオススメしてますが、もちろん独身・夫婦2人だけの家庭でも購入する価値は十分にありますよ。
それではいきましょう
大まかですが下記内容をお伝えします
- タワー型扇風機『デロンギファン』について
- タワー型扇風機『デロンギファン』の風量と風の質(柔らかい?)・風の温度(涼しい?暖かい?)について
- オシャレで安いタワー型扇風機『デロンギファン』の価格と電気代について
- タワー型扇風機『デロンギファン』の静音性と安全性について
この記事を読めば『デロンギファン』について完璧に分かりますよ。
メーカー公式サイト・カタログに載っていないような実験データも公開してます。それに基づいて口コミレビューしてますので、記事の内容も信頼性が高い物となってます。
注)記事の調査チャン太郎が独自で行ったものになります。測定方法とその精度につきましては、保証するものではありませんのであくまで参考程度にお願いします。
それでは本文にいきましょう
タワー型扇風機『デロンギファン』について知識を深めよう

デロンギ(DeLonghi)は有名なイタリアの電気機器メーカーになります。売ってるものではコーヒーメーカーが1番メジャーではないでしょうか。
そのデロンギがおしゃれな空気清浄機付きファン、よーするに扇風機を出したということで注目を集めました。
そのデロンギ空気清浄機付ファンですが2種類あります。
- HFX85W14C:涼風、温風、空気清浄機能
- CFX85WC:涼風、空気清浄機能
CFX85WCについてはあとから出た機種になります、温風機能がなくなり値段も凄く安くなってます。
ただオススメはHFX85W14Cの温風機能付きのものです。やっぱりオールシーズン使用できた方がいいっスよ。
春は花粉で空気清浄機、夏は涼風、秋と冬は温風みたいな感じで(^^♪
いちいち押し入れに片付けずに部屋の隅に置いとくだけでOK!
では次に肝心の機能についてみていきましょう。
デロンギファンのタワー型扇風機構造
涼風と温風ですが体に負担にならない優しい風が出てきます。
本体上部から空気を吸い込んで一旦本体の背面に送ってから、本体の円形状に沿って正面から風を出す仕組みとなってます。
そうすると左右から出てきた風がぶつかり合って、渦がなくなり優しい風となります。
引用元:デロンギ公式サイト
温風はヒーターが本体に内蔵されてますので、MAX28℃の風が出て冬場でも十分暖かいです。
空気清浄機に付きましても、花粉とPM2.5有害物質にバッチリ対応してます。
それだけなく料理をしたあとの臭い、雨期のカビ臭も8畳ぐらいの部屋なら30分も掛からずに除去できるので重宝します。
デロンギファンの構造につきましては、下記に詳細載ってますので見て下さい。
☟是非とも

搭載しているdcモーターってどんなの?
今回紹介しているこのデロンギファンにもDCモーターが搭載されてます。
最近出てきている扇風機は、このDCモーター搭載のものが主流になってきてます。
DCはDirect Current(ディレクト・カレント)の略で直流を意味します。
対して従来の扇風機によく使用されていたACモーターは、Alternate Current(オールタネート・カレント)の略で交流を意味します。
内部構造とか難しいところは置いておきまして、気になるところは従来よく使用されていたACモーターと比較してどこが優れているか?っていう話ですね(‘ω’)ノ
分かり易く箇条書きにしていきましょう
- 省エネで電気料金が安い
- モーターが小型で軽量の割にパワーがある
- モーター音が静か
- 風量が少ないそよ風レベルからコントロール可能
- 10段階設定とか細かい風量調節が可能
こんな感じになります。
メリットばかりをいいましたがデメリットもあります。
DCモーターは購入価格が高いのと、長年使用していると寿命で交換する部品が出てきます。
確かにACモーターの扇風機を15年間ぐらい使用してますが、一回も部品なんて交換したことがありません。
まあこれらのことを差っ引いても、特に機能面を考えたら絶対DCモーターですけど(^^♪
☟DCモーターについてもっと詳しく知りたい方は是非

赤ちゃんに優しいタワー型扇風機の風量(風の質)はどうか?風は涼しい?温風は暖かい?

デロンギファンの下記能力を調査していきました。比較対象としてどこにでもある普通の扇風機を使用します。
- 風量 ➔ どこまで届くか?
- 風の質 ➔ 風の心地良さはどうか?
- 涼風モードでの風の温度 ➔ 涼しいか?
- 温風モードでの風の温度 ➔ 暖かいか?
【デロンギファン×普通の扇風機 仕様の比較】
デロンギファン | 普通の扇風機 | |
風量設定 | 1〜10の10段階(涼風) 1〜6 の6段階(温風) |
弱・中・強の3段階(涼風) |
温度設定 | 10〜28℃(温風) | ー |
モーター | DCモーター | ACモーター |
涼風と温風モードで風量の調節段階が変わってきます。温度設定はヒーターを使用する温風モードのみ設定できます。
風量

実際に風量計を使用して風が届く範囲と、風量計には数値表示されない体感で風を感じる範囲を調査していきました。
【結果】
風が届く距離は風量計表示と体感ともにデロンギファンの方が長かった。
風量計距離 | 体感距離 | |
デロンギファン | 220㎝ | 330㎝ |
普通の扇風機 | 190㎝ | 260㎝ |
【考察】
風はデロンギファンの方が遠くまで届くことが分かりました。それより凄いと感じたのは使用範囲が広いことです。
デロンギファンはDCモーター搭載により、低速領域から高速領域まで細かく10段階でコントロールできます。
普通の扇風機であると最低でも130㎝は離して置かないと、風がきつくてしんどかったです。
それに対してデロンギファンだと、0〜10㎝離れたところに置くことができます。狭いアパートでも余裕で使用できます。
風の質

普通の扇風機とデロンギファンから50㎝離れたポイントで、風量(風速)を1分間測定して風の質(バラツキ)を調査しました。
3パターンで調査した結果が下記になります。
デロンギファン | 普通の扇風機 | |
①風量4×弱の風量(風速) | 1.3〜1.5m/s(風量 4) | 2.3〜3.3m/s(風量 弱) |
②風量7×中の風量(風速) | 2.4〜2.5m/s(風量 7) | 2.9〜3.5m/s(風量 中) |
③風量10×強の風量(風速) | 3.0〜3.2m/s(風量 10) | 2.7〜3.7m/s(風量 強) |
デロンギファンの方が圧倒的に風のバラツキが少なく、優しい風であることが分かります。
抵抗力が弱く、体調を崩しやすい赤ちゃんにも安心して使用できますね(^^♪
涼風モードの風の温度は?涼しいか?
普通の扇風機も交えて比較調査していきました。風量(風速)計に付属している温度計で測定していきます。

【結果】
室内温度は25.8〜26.2℃
普通の扇風機 | デロンギファン | |
風量 4×風量 弱 | 25.7〜25.8℃ | 25.6℃ |
風量 7×風量 中 | 25.7℃ | 25.3〜25.4℃ |
風量 10×風量 強 | 25.6℃ | 25.5〜25.6℃ |
普通の扇風機、デロンギファンから出る風の温度を測定したところ、室内温度と同レベルか少し下ぐらいになりました。風量を変えても同じような結果
冷やす機能が付いていないのでそりゃ温度は下がらないですね(‘Д’)
室温が25〜26℃ぐらいだと送風される風は冷たく感じましたが、あまり室温が高くなり過ぎると風も少しぬるく感じました💧
温風モードの風の温度は?暖かいか?
温風モードはヒーターが付いてますので、10〜28℃で1℃刻みで自由自在にコントロールできます。風量は1~6の6段階で調節可能となります。
それでは涼風時と同様に風量(風速)計についている温度計で、温風の温度を測定していきます。
測定位置は本体から50㎝から離れた位置で、それぞれMAX設定の温度28℃と風量6で実施していきます。
【結果】
室温27.1℃の環境下で29.4℃まで風の温度が上昇しました。ヒーターが内蔵されているだけあってしっかり温度が上がりました。
赤ちゃんにも優しい風で暖かく冬場も重宝しそうです。
風量・風の質・涼風と温風の温度についてもっと詳しく知りたい人
☟是非

オシャレで安いタワー型扇風機『デロンギファン』の価格と電気代はいくら?

デロンギファンの購入価格と電気代をみていきましょう。
購入価格
まず見た目ですがスタイリッシュで部屋のインテリアとしても物凄くオシャレです。
☝扇風機とは思えないっス
どうせ高いんだろ、いったいいくらするんだよ?っていう感じですが・・他の海外製の羽無し扇風機、例えばダイソンと同じ年式・機能で比較するとちょー安いのです。
amazonでズバリ38,810円ナリ! なんとダイソン73,889円の半額じゃねーか( ゚Д゚)
そりゃ普通の羽根付き扇風機と比較すると高いけど、涼風・温風・空気清浄機能にプラスこんなオシャレなら買う価値ありでしょう。
電気代
涼風モードと温風モードにて電気代がどれぐらい掛かるのか?調査していきました。
下記ワットモニターで1日(24時間)当たりの電気代、併せて使用時の消費電力と1日(24時間)当たりのCO2の排出量も測定しました。

【涼風モードの結果】
風量10のMAXで13.9円/日でした。普通の扇風機(風量 強)も測定したのですが19.3円/日でデロンギファンより高い金額になりました。
DCモーターを搭載してるだけあって『デロンギファン』は省エネで電気代が安くていいですね(^^♪
24時間付けっぱなしでも500円/月いきません!
【温風モードの結果】
それぞれMAX設定の温度28℃と風量6で電気代562円/日でした。やっぱりヒーターを使用すると消費電力がハンパないです💧
でもあくまでMAX28℃設定、24時間フル稼働でこの電気代なので工夫をすれば1/3以下に抑えられるのではないでしょうか。
☟購入価格比較と電気代について詳しく載せてますので是非みてくだせぇー<(_ _)>

赤ちゃんにおすすめ!静かでおしゃれなタワー型扇風機『デロンギファン』の静音性と安全性について

『静音性』と『安全性』これらは子育て家庭にとって特に重要視されるところではないでしょうか。
チャン太郎家もこの度赤ちゃんが産まれますので、このポイントをしっかりと調査していきました。
静音性
音源から1m、高さ1.2mのポイントで騒音計(dB)を使用して調査していきました。
デロンギファンとその比較対象として普通の扇風機を測定していきます。

【結果】
デロンギファンをMAX風量10で運転した場合、50dB前半を推移してました。これはどれぐらいかと言いますと換気扇を回すぐらいの音・・少しうるさいです(-_-;)
普通の扇風機 強でも45〜50dBぐらいだったのでそれよりうるさいですね。意外にもACモーターの方が静かです(?_?) 事実数値データとして出てきてますので受け入れましょう💧
ただこれも使い方によります。就寝時は風量3〜5で使用することで、音が35〜45dBぐらいになり凄く静かです。
これなら赤ちゃんも絶対起きませんので安心ですね!
安全性
赤ちゃんがいる家庭では安全が一番気になるところです。ちょっとした電化製品でもあると、怪我をしないかどうか心配で心配で心が休まりません💧
その点デロンギファンは比較的安全対策が出来てますので安心ですよ🐶
順番にみていきましょう
①扇風機の本体内部に羽根があり、指が挟まれない構造になっています。

②1歳以下の赤ちゃんが本体を倒して怪我をすることはまず無いです。
実験したところ倒すには、40㎝の高さで1.55kgの力が必要であることが分かった。
ただ1歳半〜のお子さんになってくると、倒せる力が付いてくるので注意が必要です。
もし倒れてきたとしても、床との接し面を支点にゆっくり倒れてきますので怪我をしたりそこまでの危険はなさそうですが・・
③転倒時自動電源遮断装置が装備されており、温風(ヒーター)を使用時本体が倒れると運転が停止します。火災を防ぐことができます。
実験で54°倒れると運転が停止しました。

④ヒーター使用時、高温になる部位は本体カバー内にある為火傷をすることがないです。

☟デロンギファンの静音性と安全性をもっと詳しく知りたい方は是非見て下さい。

まとめ:タワー型扇風機『デロンギファン』のメリット&デメリット

それではデロンギファンについて色々説明してきましたが、最後にメリットとデメリットを分かり易く箇条書きにしてまとめていきましょう。
【メリット】
- デロンギファン(HFX85W14C)は、涼風・温風・空気清浄機能3つが備わっておりオールシーズンで使用できます。
- スタイリッシュでオシャレでインテリアとしても映えます。
- 風量は体感で330㎝と遠くまで届きます。近くだと10㎝ぐらいの近距離に置いても使用できますので狭いアパートにも向いてます。
- 風量は低速から高速領域まで10段階で調節できます。
- 風の質は風量(風速)計で測定したところ、バラツキが少なく非常に風が優しいです。
- 温風モードは本体にヒーターが内蔵されていますので、寒い冬場でもすぐに暖かい温風が出ます。
- 涼風モードの場合、風量MAXで24時間フル稼働しても電気代月500円以下なのでかなり安いです。
- これだけの機能が付いてて購入金額が38,810円と、類似機種と比較しても安いです。
- 空気清浄機機能ですが、6〜8畳の部屋だと30分も掛からずに臭いを除去することができます。
- 安全性が比較的高いです。
【デメリット】
- 涼風モードの風の温度ですが、室温が高いと体感で少しぬるく感じました。➔ 室温があまりにも高い時、エアコン27〜28℃運転との併用をおすすめいたします。
- 温風モードの電気代ですが、温度設定MAXで24時間フル稼働だと高くなります。➔ 温度設定を下げ、使用時間を半分にすれば一気に電気代が下がります。
- 涼風モードの風量9〜10だと、騒音値が50dB前半ぐらいあり少しうるさいです。➔ 就寝時だけ風量を3〜5に下げれば、35〜45dBになり静かな音になります。日中は少しうるさくてもそこまで気にならないかと思います。
メリット、デメリットは上記のような感じですかね(^^♪
メリットが物凄く多くて、特に赤ちゃんがいる家庭には絶対1台はあった方が良いと思います!
デメリットもありますが、工夫することによって回避できるレベルになってます。
一度使用したら普通の扇風機が使用できなくなること間違い無しですヽ(^o^)丿
それでは長くなりましたがこの辺で、ここまで読んで下さりありがとうございました。
それではまたお会いしましょう、チャン太郎(@chantaro0829)でした。